泉林業の泉社長の本が好評です。
伐出ひとすじに生きた、林業の酸いも甘いも知りつくした泉社長の言葉が、読者の心に響きます。
そして、伐出の技、技術の学び方・教え方、安全第一のやり方、林業機械の使いこなし術など、実践の結集であるノウハウが、泉社長自らの言葉で語られます。
とても分かりやすく、実践的で、泉社長のユーモアあふれる語り口が魅力的です。
泉社長の言葉です。
「私はパソコンもメールも、携帯さえ持っていません。
情報は3分の1は耳から、3分の1は目から、 3分の1は足で稼ぎます。
「情報は自分の胃袋で」」
「安全は総てに優先。一番簡単で効果があり特効薬に近い、指差し呼称を40年近く繰り返しているが、 100%目指して、まだ特訓中です。
「継続は力なり」」
「材ではなく商品だという、手塩に掛けた娘を嫁に行かす心だと社員の松江課長は言う。
「売れる商品づくり。顔が見える直販で」」
「技術の修得は徒弟制からシミュレータの時代ヘとなるが上手な人の仕事をよく見ることも。新卒者でも食い入るように見ている青年は上達が非常に早い。
「?虫がいるのです」」
いずれもまえがきの言葉です。
ぜひ、手にとってお読み下さい。
林業の仕事の本当のところが分かる一冊です。(白石)
泉社長が語る 伐出ひとすじ 現場の流儀