全林協では、全国各地の林業人の営みを現地で取材させていただき、
その技と心を記録し、月刊「林業新知識」連載の「技芸の風」で紹介し続けています。
その連載で2003年1月号~2005年12月号に登場の林業人を収録した書籍
『日本の記録 林業人 列伝 vol.2』(先月発刊)が好評発売中です。
作家の立松和平さんから書評をいただき、地方紙で掲載されました。
「森の中にはなんでもある。
・・・人が智恵をもってはたらきかければ、無限の冨が生まれてくるのだ。
その智恵を充分にもって森でよりよい生を紡ぐ人たちの列伝である。
読み進めると、智恵が次から次と泉のごとく湧き上がってくるのに驚く。
・・・これは小手先の技術ではなく、林家の生き方そのものの哲学である。
山をどのように見て、どのように理解するか。現場に生きる林家の言葉は黄金の輝きを持つ。
(一部抜粋)(作家:立松和平)」
<『信濃毎日新聞』2009年11月8日号より>

『日本の記録 林業人列伝vol.1』と合わせてぜひご覧ください。
http://www.ringyou.or.jp/publish/detail_836.html(高橋)