こんにちは、メインレポーターGです。
今日は、全林協編集部にお邪魔して、新刊発行を無事終えて
ほっとしている最中?の編集部本永さんを訪ねてみました

最近出た本。そう、
森と暮らすNo.1 山林の資産管理術
森と暮らすNo.2 ノウハウ図解 山仕事の道具
です

本を作るとき。
特にこの本では、編集部でとりまとめるものの他に、
執筆者をどなたにしていただくか、それが一番の悩みどころになったそうです

No1の帯には、
「人生2倍楽しもう!第二の人生を森で過ごしたい人必携の入門書です。山の資産価値発見、運用方法をやさしく紹介」とありますよ

富山県の林業普及指導員の方がナビゲート役として、親しみやすい文体で、各章で解説を始めてくれています。
No2では、特に「道具の楽しみ」という本の始まりの章で、
執筆者探しに苦労されたとか・・・
なんとネットで、高澤弘明さんに出会い、執筆をお願いしたとのこと

刃物や道具に関するページは当初数ページの予定だったとか。
でも高澤さんによって、出来上がった本をご覧になると分かるのですが・・・
高澤さん担当の分だけでも、5ミリ位の厚さになりました

内容も、深みが増して、道具への深い愛着が伺われます。
また、本を出すと、反響も気になるものです

先日は、取材の際にお世話になった方から、
本永さんにお電話があったとか

~~

「親父は93歳。美しい山づくりをしたいと、
他に先んじて枝打ちをはじめた。
いまは山には行っていないし、
山のこともほとんど話さなくなったんだけど、
5月の連休の時に孫が手ノコを持ってきたら、
親父がもくもくと手入れした。
ものすごくきれいに、左右のアサリを出して仕上げた。
ほんとびっくりしたね。
体で覚えたことは忘れないんだね。
林業のことは、すべて体で覚えている・・」
~~

「その親父には、『仕事は段取り8分で、道具が仕事をする』と
よく言われた。
人間の力なんか、ごくわずか。
昔は刃物の手入れには、
どれだけ時間をかけても、文句を言われることは無かった」
このお電話で、30分くらい、とても熱いお話をうかがいました

こういった貴重なお話は、次回の取材へのヒントにもなり、とてもうれしいものです

メモを取って、編集部内に内容を回覧することもあるんです

・・・・・・
いつもは、インタビューする側の本永さんですが、
逆にインタビューされて今日は、ちょっととまどい気味・・・

「作業しているところの写真、後ろ姿で結構ですので撮らせて下さい!」との言葉に、
背中からも、緊張感が漂っていました・・・

お疲れ様でした・・


(地下作業部屋にて・・・)