こんにちは、メインレポーターGです。
さて、今日は隠れた?名資料館についてお知らせします

といっても一般に公開されていて、誰でも入室

なんですよ。
そこは、全林協も入っているビル、三会堂ビルの地下にあります。
ちょっと訪ねてみましょうか

ドア、閉まっていてちょっと入りづらい雰囲気・・・・


でもよく見ると・・

ウェルカムボード?といったところでしょうか

さっそく入ってみましたよ

中には、スタッフの男性が1人常駐していて、
ここの図書の管理をされています

全林協のスタッフです、と申し出ると、とっても気さくに挨拶してくださり
そして、図書案内をしてくださいました

ここで所蔵されている書物は、全て寄贈されたものだそうです
「この辺は、林産関係で・・それからここへ来て、森林に関わるちょっと柔らかい書物が来て・・・」など、丁寧にご案内していただきましたm(_ _)m
ところ狭しと、過去の書物が並んでいる中、
「この辺は鎌倉時代からの書物なんかもあるんだよね」って・・・さらりと。
鎌倉時代??

博物館にあってもおかしくないっ

「県」の時代ではなく、「藩」の時代の書物だ


早速恐る恐る・・・・

取り出してみたっ

うわ~これっって、林班図???
きれいな細い筆書きで、残って居るではありませんか

どうやらこれは江戸時代くらいのものみたいでした。
よく見てみると・・・昔もけっこう・・・

こ、細かっ

色々な方の所有している山がパッチワーク状なんですね

でも全部、林分を調査して、広さも書いてある。
「雑木林」「松林」・・・・
そしてこれっ!!

巻紙ですよ~~~

良いんでしょうか、素手で触って・・・

(広げちゃっていますが・・)
既に、達筆が解読できないので、なんて書いてあるか分からないけど、
最後には、署名や印があったので、公文書の大切なものっぽい

しかるべき人が読んだら、すごい資料なんだろうなぁ・・・

ものすごい、発掘した気分

その他にも、昭和の時代の報告書などもあり、その時代は当然

手書きですよ~

原稿用紙での報告書です

今ではワープロソフトで打ち込んでメールで入稿の時代ですが、
この時代は。。。今では一体どうやって文書を発行していたのか
想像もつきません

そして我が現代林業もこちらに。

ちゃんと保管されていますよ

寄贈の図書室なので、今でも続々と全国から図書が寄せられていています。
このような貴重な文書が保管されていたんですね、かなり身近に・・・

よく見ると利用記録には大学生さんの名前もあったりして、びっくり

今度から利用しない手はないと思う、全林協高橋とメインレポーターGなのでした

・・・・
以下図書室の概要です(^^
社団法人 大日本山林会(リンクします)
林業文献センター

〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビルB1

03-3585-0908(直通)

開館時間 月曜日~金曜日 10時~16時 (お昼休み有り。注意!)

休館日 土曜日・日曜日・国民の祝日・年末年始および臨時休館